はじめに
私は映画はもちろん芸術全般が好きで、多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科で映画制作を学んでいました。
そんな私が厳選して選んだ日本映画の名作をランキング形式で10作品をまとめて紹介します。
10位:クロエ
◆監督
利重剛
◆出演
永瀬正敏,ともさかりえほか
◆公開
2001年6月15日
◆あらすじ
美少女とそれを見守る男の美しくも哀しいラヴ・ストーリー。ボリス・ヴィアンの「日々の泡(うたかたの日々)」をモチーフに利重剛が監督。
9位:ヴィタール
◆監督
塚本晋也
◆出演
浅野忠信,柄本奈美ほか
◆公開
2004年12月11日
◆あらすじ
事故で記憶をなくした医学生。空白を埋めるように解剖実習にのめり込む彼は、失った記憶を取り戻しつつ、ある女性と自分が戯れるという記憶を越えた世界を生き始める。
8位:鉄塔武蔵野線
◆監督
長尾直樹
◆出演
伊藤淳史ほか
◆公開
1997年6月28日
◆あらすじ
鉄塔をこよなく愛する少年が、両親の離婚で引越しを間近に控えた夏休みに親友を誘い、遥か彼方の1号塔を目指す。少年達の冒険を描いたロードムービー。文化庁優秀映画作品賞受賞作。
7位:かもめ食堂
◆監督
荻上直子
◆出演
小林聡美,片桐はいりほか
◆公開
2006年3月11日
◆あらすじ
フィンランドのヘルシンキにサチエが開いたかもめ食堂を舞台に3人の日本人女性とフィンランドの人々との緩やかで温かい流れを描いた作品。
6位:ランドリー
◆監督
森淳一
◆出演
窪塚洋介,小雪ほか
◆公開
2002年3月9日
◆あらすじ
人生の居場所を見失ってしまった男女の心の交流を描いたストーリー。
5位:鉄男
◆監督
塚本晋也
◆出演
田口トモロヲ,藤原京ほか
◆公開
1989年7月1日
◆あらすじ
平凡なサラリーマンの体が鉄に侵食されていく姿を描いた塚本晋也監督の異色デビュー作。
4位:PiCNiC
◆監督
岩井俊二
◆出演
浅野忠信,CHARAほか
◆公開
1996年6月15日
◆あらすじ
塀の上を伝って旅をする3人の男女の姿を描いた自主映画的アナーキーな異色ストーリー。主演の浅野忠信とチャラが結婚するきっかけともなった作品。
3位:太陽を盗んだ男
◆監督
長谷川和彦
◆出演
沢田研二,菅原文太,池上季実子ほか
◆公開
1979年10月6日
◆あらすじ
ごくごく普通の中学教師が、プルトニウムを盗み出して自らの手で原爆を作り上げ、国家に挑戦していく姿を描いた、反体制的ピカレスク・ロマン。
2位:青い春
◆監督
豊田利晃
◆出演
松田龍平ほか
◆公開
2002年6月29日
◆あらすじ
松本大洋の同名短編集コミックを原作に描く、ある男子校を舞台に繰り広げられる不良学生たちの痛切なまでの青春群像。
1位:リリイ・シュシュのすべて
◆監督
岩井俊二
◆出演
市原隼人,蒼井優ほか
◆公開
2001年10月6日
◆あらすじ
心に傷をもつ14歳の少年少女の痛みを繊細なタッチで描いた、岩井俊二監督が贈る青春映画。
まとめ
1位の「リリイ・シュシュのすべて」と2位の「青い春」は特に若い世代(10代〜20代)の人に超絶おすすめな映画です。
3位の「太陽を盗んだ男」は年代問わず映画好きなら一度は観ておいたほうが良い名作中の名作です。
個人的には塚本晋也監督が大好きで「鉄男」や「ヴィタール」も映像好きにはオススメの映画となってます。